Description
本製品は金属製で、耐久性が高く樹脂製と比べると重さがあるため、射撃時のブレが少ないのが特徴です。
取り外し可能な照準器、水平器を搭載しているため初心者の方からベテランの方までご使用いただけます。
害鳥駆除、狩猟等にスリングショットのご利用をお考えの方はこちらの金属製のスリングショットをお勧めします。
幅8.6cm
フォークの間幅:4.2cm
高さ:11CM
重さ:約300グラム
材質:合金
付属品:水平器、照準器
スリングショットと弾をかさばりを気にせず携帯したいという方には携帯電話、車のカギ、たばこ等身の回り品を全て一緒に携帯出来る便利なスリングショット用ベルトポーチをお勧めしております。
*本商品にゴムは付属しません、ゴムは撃ち方、玉の重さによって最適な物が決まっているので初心者の方はショートドロー用スリングショットゴム、中級者~上級者はミドルドロー用スリングショットゴム、ロングドロー用スリングショットゴムを別途お買い求めください。当店ではスリングショットで害鳥駆除、狩猟を行うために使用する玉は威力と扱いやすさの観点からこちらの9mmスチール玉をお勧めしており、全てのゴムは9mmの玉の重さに合わせてチューニングしてあります。
冬に使用する予定の方はこちらの冬用スリングショットゴムをお買い求めください。
*初心者の方は安全のためハンドガードをお勧めしております。
本商品は20メートル先の的に、ある程度の精度で当てられるようになるまで40時間以上の練習が必要となります。練習時間がない、練習をしたくないという方はスリングショットよりも高精度、高威力で遠距離射撃が可能なスリングライフルをお勧めいたします。
練習時間がある方は練習時間の効率化に便利なスリングショット練習用ボックスもご一緒にご検討ください。
狩猟用合金製スリングショットはここが違う!
日本で販売されているスリングショットの主流は北米からの輸入品のフレームがパイプ式でチューブ型の丸ゴムを使用するものがほとんどです。一方、当店の狩猟用合金製スリングショットは日本人の体格に合わせて害獣駆除、狩猟、的当て用にどなたでも使用できるよう平ゴム仕様で設計されたスリングショットです。当店のスリングショットが他の物より優れている点は4つあります。
引きが軽いのに威力が高い
チューブゴムと平ゴムの決定的な違いは引きの軽さと初速の速さです。丸ゴムは引きが重いので弾を速く飛ばせると考えてしまいますが、実はゴムの引きが重いという事と初速、つまり弾速が速いということはイコールではありません。平ゴムはチューブゴムの6割ほどの力で引くことができ、速度はチューブゴムの1.5倍程出すことができます。
精度を出しやすい
スリングショットは仕組みが簡単な一方で、扱いが難しい道具です。ある程度の練習を積まなければ狙った場所に弾を当てる事は出来ません。しかし、当店の狩猟用スリングショットは照準器と水平器を搭載しており、初めてでもある程度の狙いをつけることができます。もちろん全く練習をせずに扱えるかというとそういうわけではありませんが、他店で扱っているスリングショットよりは精度を上げるのが容易となっています。
ゴムの取り換えが簡単
本製品はフィールドで素早くゴム交換が行えるよう、ゴムをネジ(硬貨で締めれる)で挟み込んで固定する仕様となっており、外出中にゴムが切れても約1分ほどで交換できるようになっております。丸ゴム仕様の場合、パイプに被せる様にゴムを入れ、さらに接続部分を違うゴムで固定する手順を踏まなければならず、最低でも10分ほどは必要となります。
携帯性が高い
当店の狩猟用スリングショットは持ち運びを考え、ポケットにすっぽりと収まるサイズ感で設計されており、害鳥を駆除しに畑や家畜小屋、狩猟をするために池や森に行く際に容易に持ち運べるようになっております。スリングショット用ベルトポーチを使用すればさらに快適にスリングショットを携帯でき、いつでも必要な時に使用することができます。一方で丸ゴム仕様の物は家での防犯用に設計されているためポケットに収納できないほど大きく、携帯性は皆無と言えます。
狩猟用合金製スリングショットを使うにあたり、考慮しなければならないのがどの長さのゴムを使うかです。これは撃ち方に大きく依存するので、ご自身の撃ち方によってお選びください。
撃ち方の違いでのゴム選び
スリングショットのゴムとは車で言うエンジンのようなもので、どのゴムを使用するかによって射出できる弾の威力が決まります。ゴムはどのような撃ち方をするかによって最適な長さが決まっており、ショートドロー用ゴムは顔のどこかをアンカーポイントととして弾を射出する撃ち方の人向けのゴムです。この撃ち方はスリングショットの撃ち方の中で最も基本的な撃ち方で、狙いをつけやすいため精度が一番高い撃ち方になります。初心者の方はまずこの撃ち方をマスターすることをお勧めします。
ミドルドロー用ゴムは両手を目一杯広げて撃つバタフライスタイルと上述の基本形の中間の撃ち方になります。初速は加速距離の長いミドルドローの方が速くなりますが、相当量の練習を行わないと精度が出ないだけでなく、フォークに玉が当たり跳弾する危険性も高いため、基本形をマスターした後でなければ行わないほうがよいでしょう。
ミドルドローをマスターした後はバタフライスタイル(ロングドロー)に移行することになりますが、バタフライスタイルで精度を出すことは難しく、相当熟練した射手でなければ目標に当てることはできません。しかし、バタフライスタイルをマスターすればスリングライフル並みの速度で弾を射出できるため、威力を求める方には必須の撃ち方になるでしょう。
初速を上げるには?
スリングショットで威力(初速)を上げるにはゴムが最も重要です。使用する玉の重さに対してのゴムの厚さ、引きの長さに対してのゴムの伸び率が最適化されているか、先細り加工によるゴム寿命、初速、引きの軽さのバランス等が取れていないとスリングショットの本来の威力は出せません。伸び率、厚さ、幅が最適化されていないゴムを使用すると弾速が遅い、ハンドスラップという手にゴムが当たる現象が発生するため、痛い思いをすることになります。
本商品は他店で販売されているゴムも使用できますが、他店で販売されている物はゴムの最適化がされていない物が多いのが現状です。当店ではこちらの9mmスチール玉用にチューニング済みの、それぞれの撃ち方に最適化をしてあるショートドロー用スリングショットゴム、ミドルドロー用スリングショットゴム、ロングドロー用スリングショットゴムをご用意しております。
当店のゴムの初速
- ショートドローゴム初速: 78m/秒
- ミドルドロー用ゴム初速:86m/秒
- ロングドロー用ゴム初速:93m/秒
9mmスチール球を進める理由
スリングショットを使う方の中には鉛球を使う方もいますが、日本で入手できる鉛玉は真円度が低いため、球を発射する時に力が均等に加わらずスリングショットの精度がどうしても落ちてしまいます。スリングショットの玉では8mmスチール球がメジャーですが、8mmmのスチール球の重さは2.09グラムと軽く、軽いということは空気抵抗で速度が落ちるのが早いため、標的に当たるころには鳥類に対しての致命的なダメージを与えうる速度ではなくなってしまいます。9mmスチール球は2.98gと約1グラム8mmよりも重く、20メートル先でもカラスの頭蓋を砕くことができます。10㎜スチール球の方が威力は高くなりますが、強いゴムを使わないと速い初速が出せないため球が山なりになり標的に当てることが難しくなります。また、強いゴムの場合、筋力がない方だとどうしても手が震えるため精度が出しずらくなります。したがって、精度と威力の両面を考慮すると鳥類に使用する球は9mmが最適であると当店は考えています。
照準器とメモリの使い方
スリングショットの弾道は山なりであるため、距離によって狙う場所を変えなければなりません。おおよその目安は以下の写真のようになります。
照準器で大まかな狙いは取れますが、細かい調整はメモリをもとに行います。添付写真が目標に対しての距離と、どの照準器を合わせればよいのかおおよその目安になります。
この照準器でもって、例えば20メートル先にある的に当てたい場合上から3つ目の照準器を使用し、18メートルの場合3つ目と2つ目の間に着弾するので、メモリ3つ目と2つ目の間のメモリのいずれかに合わせて狙いをつけます。
スリングショットの弾道の高低差は初速によって決まり、初速はゴムの伸び率、どれくらいゴムを引いたまま保持したか、気温、玉の重さによって変わるため、自身でどのメモリがこのくらいの距離の的に当たるという感覚を体得する必要があります。
水平器の使い方
水平器はスリングショットが地面に対して平行になっているかどうかを確認するために使用します、水平器の中の泡が中心の二本のラインに来るようスリングショットの傾きを調整します。スリングショットを水平にする目的は左右のブレを無くすためで、これを行うことにより上下の調整のみに集中することができます。
スリングショットの基礎知識
スリングショットで精度を出すには正しい打ち方をマスターする必要があります。スリングショットの狙い方についてはスリングショットの練習方法のページをご覧ください。
スリングショットでの怪我はスリングショットに弾が当たる跳弾によるものが多く、正しい知識がないと危険です。ご使用前にこちらのスリングショットの怪我対策のページをご確認ください。
スリングショットの基本的な知識のすべてを網羅しているスリングショットの基礎知識のページもご確認ください。
ゴムの取り付け方法
本製品はゴム交換を簡単に行えるようゴムを挟み込む方法にてゴムを固定方式を採用しています。ゴムを取り付けるにはまず本体のネジを緩めます。
ねじを緩めた後、ネジを押し込むとゴム固定部が開きます。
開いたゴム固定部にゴムを奥まで差し込み、ネジを再び締めなおせばゴムの取り付けは完了です。
水平器、照準器の取り付け方法
商品到着後の水平器、照準器の取り付け方法について説明します。
照準器は二種類付属しますが最初は水平器付きのほうの照準器を使用することをお勧めします。練習を重ねて目測でどの辺を狙えば当たるか分かるようになってくるころには水平器が邪魔になってくるので水平器無しの照準器をお使いいただいたほうが良いかもしれません。照準器はスリングショットの溝部分に差し込む形で固定します。
上記の溝部分に照準器を差し込み、付属のねじを挿入し、付属の六角レンチにてネジを締め込み固定します。
右利きの方は左手でスリングショットを持つので水平器付きの照準器をメモリが刻まれている面を正面として左側に取り付けます。左利きの方は逆になります。
岡真一 –
ヒヨドリの追い払いに購入しました。水平器と照準器があるので狙いやすく初心者の私でも扱いやすい品だと思いました。また、お店の対応もよかったのでゴムを購入する際はまた購入させていただきます。
田原健司 –
携帯性が良く、頑丈で良いですね。
古川 –
今年の猟期はスリングショットでの狩猟をやってみようと思い購入しました。ずっしりと手になじむ感じで耐久性が高そうな感じが良いです。丸ゴムタイプのファルコンを使用したことがありますが、こちらのほうが遥かに引きが軽く弾速も出ているような気がします。照準器での狙う場所がある程度わかるのも良いですね。
最初に購入した時に傷があったので、あれっ?と思い連絡をしたらすぐに交換用の物を発送してくれました。対応がよかったので星5つです。
ゴムが無くなったらまた購入させていただきます。
カブ –
レビューをお願いされたので書くことにします。害獣追い払いに使用。ロングドロー練習中にミスショット、ゴムを挟む部分が破損してまったので二個目の購入。ファルコンを使用していたがこちらのほうが使い勝手が良い。畑に行くときはこれをポケットに入れて見回っています。今年もイノシシとの戦いに備えねば。